こんにちは小龍です。
前回は、今でも思い出すフットサルの得点シーンをご紹介させていただきました。
今回はフットサルのルール改正になった事を上手く利用した得点シーンの中で相手チームのディフェンスが整っていない状態の時に、速攻で得点したシーンを紹介させていただきますので、参考にしていただければ幸いです。
特に、相手が総勢(キーパー以外4名)で前のめりに攻めてきている状態の中で、タッチラインをわり味方ボールとなった直後などは効果があるでしょう。
私が実際にプレーして成功した内容になりますので、皆さんも同じような場面が訪れたら、試してみてください。
速攻により成功したゴールシーン
局面1
味方Aがタッチラインからボールを出すところ
局面2
①味方Aから味方Bの前のスペースへロングボールでパス
②味方Bが味方Aからのパスをダイレクトに相手キーパーが触れないスペースへ味方Cにパス
(味方Cは味方Bのパスを予測してコーナースペースへ行くと見せかけて真ん中へ走り込んでおく)
③味方Cは相手キーパーが出てきていたので、横にドリブルでかわしてシュート
2020年のルール改正により、タッチラインからキックインする時に体がコートの中にあっても反則にならなくなりましたので、少しの助走で浮いた球でのロングパスを蹴る事ができ、ゴールに繋がりました。
ルール改正の内容は、日本サッカー協会の動画(キックインの箇所)をご確認ください。
この戦術におけるリスク
ピンポイントで味方に合わすパスのため、味方選手が攻撃に転じている状態で相手にボールを奪われるリスクもございましたが、相手のディフェンスが固まる前に攻撃したかったので、味方を信じてロングパスを出したのが良い結果となりました。
この戦術で気を付けたい事
- 相手にボールを奪われて再度攻撃を受けるリスクがある
- 相手に読まれる可能性があるため、頻繁には行えない
- キックインする人のキック精度が良くないと上手くいかない
速攻パターンの選択肢の一つ
速攻でキックインして攻撃する際の一つの選択肢としてお考えいただき、こういう展開も自分ができたら面白いなと思われた方は、ウォーミングアップ時にしっかりロングパスをイメージして蹴る練習をしておくと良いですね。
イメージできれば誰でも出来る
初心者・未経験者の方は、キックインは経験者にまかせ、こういった局面で味方Cの位置に自分がいた時にどう動くとパスをもらえて得点できる可能性が広がるかをイメージして動きだすと良いでしょう。
常に周りをよくみて、空いたスペースへパスが出る可能性があれば動き出すという意識をしてプレーすると得点シーンに絡めると思いますよ。 イメージを楽しみましょう。
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