オヤジになってもフットサル ~少しの工夫でパスコースができる~

こんにちは小龍です。

前回に一度タッチラインからの速攻編をご紹介させていただきましたが、今回は相手からの攻撃を受けている状態からボールを奪取し、速攻で得点したシーンになります。

相手ディフェンスの陣形が固まっていない状態で、いかに速く攻撃に転じ、味方選手が走り込むスペースを見つけてパスを出すかが鍵になります。

味方が走り込むスペースへパスを出したシーン

局面1

・味方Aがボールを奪取したところ

局面2

・味方Aから味方Bへパス

・味方Bは外にドリブルすると見せかけて味方Cの空きスペースへパス

 (味方Cは味方Bのパスを予測して空きスペースへ走り込んでおく)

・味方Cは相手キーパーの動きを見ながら、ドリブルしてシュート

パスコースが塞がれた場合の瞬時の判断

上記局面で味方Bである私にパスが出た瞬間、味方Aについていた相手ディフェンスaも私の方に寄ってくる感じになり、想定していたパスコースが塞がれました。

対処法

  1. 後ろの味方にボールを戻す
  2. ドリブルに切り替える
  3. パスコースを自分でつくり、想定していた味方にパスをする

その他にも対処法はあるかと思いますが、相手ディフェンスの陣形が整っていない状態でパスを繋げたかったので、私は3番の対処法を選択致しました。

少しの工夫でパスコースをつくる事ができる

相手ディフェンスaが私に寄ってきた事により、相手ディフェンスaとbが縦に並列状態になり、相手ディフェンスaの斜め前に少しボールを出すだけで相手ディフェンス同士の間にパスコースができると判断できました。

私はこのように自分の位置を変えて、スライディング気味にパスを出すことで想定していた味方に合わすことができました。

初心者・未経験者の方には難しいように思えるかも知れませんが、相手ディフェンスの間を通してパスを繋ぐことが基本になりますので、どうすればそのスペースをつくることができるかを考えて、工夫しながらプレーすると良い結果が出ると思います。

味方同士で三角形の位置取りが基本

先週土曜日(2021/6/12)に放送された「ライオンのグータッチ」という番組で元日本代表の中村憲剛さんがサッカーチームの子供達を指導している中でも味方同士の三角形を意識し、ボールを持った選手からパスをもらえる位置に動くよう指摘をされていました。

この動作はフットサルも同様に基本となりますので、初心者・未経験者の方で「どう動いて良いかわからない」、「味方からパスをもらえない」などといったお悩みをお持ちの方は、是非この三角形を意識して動いてみてください。 きっとチームに貢献できると思いますよ。

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